秋雨前線が少しおやすみしている間に、魚谷山方面に行ってきました。
まずはいつもの京都一周トレイルから向山へ。
連日の雨で、道も山もしっとりしています。
小刻みにステップを踏んで、なるべくゆっくり走り続けます。
向山を越え、貴船山を越えると霧が出てきました。
貴船神社の妖気ですかね。
貴船山は、なんとか走れなくもない、という上り坂が6kmほども続きます。
そのうえめったに人に会わないので、黙々と上り続けるのに絶好の(?)ルート。
ここを登っていると、つまらない感情が消えていく気がします。
貴船山から滝谷峠は、この辺りで一番気持ちよく走れる区間。
滝谷峠を越えると、踏み跡はほとんどなくなり、注意深く稜線をトレースします。
森も北山杉の人工林から、自然林に変わり、ワイルドに。
ぐにゃぐにゃの木が多いと、エネルギーを感じます。
ぐにゃぐにゃ。
最近雨が多かったからか、大量のキノコ発生中。
ちょっと苦手です。。w
あと、芹生峠の分岐を過ぎたあたりに、ものすごい異臭がする黄色い穴が空いていて、
虫(アブ?ハチ?)が大量に飛んでいるスポットがありました。
あまりの臭さと虫の多さに、写真も撮らずに一目散に退散。
しばらく臭さが消えるまで夢中で走って逃げました。
ああいうのもちょっと苦手です。
なんだったんでしょう、あれ。
柳谷峠に着くと、久しぶりに道標がありました。
ほとんど踏み跡はありませんでしたが、一応道だったんですねw
少し登って魚谷山に到着。今日の最高地点です。
相変わらず、誰にも会いません。
まっすぐ行くと林道に出てしまうので、柳谷峠まで戻って沢沿いの道を下ります。
ずるずる滑って靴が泥だらけに。
と、思っていたら、何度も渡渉するポイントがあって、川に入るしかない水の量。
おかげで靴が洗濯されて、すっかりきれいになりました。
雑草もふもふ。
このあたりに今西錦司のレリーフがあったはずなんですが、見落としてしまいました。
丸太橋を渡って林道と合流。
ここから雲ヶ畑までは林道です。
結局こちらのルートでも、結構な距離を林道で下ることになりました。
雲ヶ畑に到着。
オオサンショウウオの絵と、2箇所も「松上げ」の文字があるのが気になります。
ここから県道を下ればスタート地点に戻れるのですが、さらに十三石山を目指します。
看板でも、十三石山ルートに「至出町柳」って書いてあって面白いですね。
(出町柳に行くには、ふつうは県道経由でしょう!)
ということで、看板にもバッチリ書いてあった十三石山への道にとりつきます。
以前にマウントチョップでも通っていたコースなので、しっかりした道があるのだろうと思っていたのですが、なかなか登山道を見つけられず。
結局、激坂の斜面を無理やり登って稜線に出ました。
一体どこに正式なルートがあったんでしょう。。
登り口で苦労しましたが、稜線に出たあとは道もしっかりしていて無事にピークに到着。
京都市の市街地方面が見えました。
やっぱりちょっと太ったかな。。
氷室方面に向かう気持ちのよい道。
良い感じで疲れも出てきて、無心で走ります。
満樹峠に到着。
国土地理院の地図には、東側に降りる道が載っていますが、荒れていてちょっと通るのは厳しそうでした。
そのまま稜線を行くと展望台に。
あとは見えているところまで下るだけ。
氷室からの下りで、京都一周トレイルを走っている大会の方々とすれ違いました。(最後にようやく人と会った!)
みなさん伏見から来られていて、かなりお疲れの様子。
励ましながら下りました。
ということで、26kmほどの周回コースを無事に完走。
ゆっくりでしたが、膝が痛くなることもなく、このくらいの距離を走れるようになってきました。
ありがたや〜。