三重県と岐阜県の境界にそびえる養老山脈。
あまり高い山でもなく、登山で登るには物足りないからか、山と高原地図も全部はカバーしていないんですが、ここがなかなか、なだらかな山が続いてトレラン向きの山だ、ということで、一度走りたいなと思ってました。
ちょうど三重の実家に滞在する用事があったので、一度行ってみることに。
多度山の麓に車を置き、多度駅まで走って養老線で養老駅へ。そこから山に入ります。
まずは養老の滝がお出迎え。実は初めて来ました。養老の滝と言えば、飲み屋ですよね。
でも、水はお酒の味はしませんでした。(当たり前か)
滝から三方山へ登っていくと、次第に雪が出て来ました。
あれ、雪は想定してないぞ?笑
三方山到着!木曽三川の眺望が素晴らしい!
牧場との分岐。
あれれ、雪が。。
どひゃー。なんだこの雪。
もう雪山やんこれ笑
実は靴はロード用のエスカランテしか持って来てなくて、防水どころか、アウトソールのブロックも無いんです。
すべるすべる。
濡れる濡れる。
まあとりあえず、なんとかなるだろう、ということで、こんな道を進みます。
三歩に一歩くらい、雪を踏み抜いてずぼずぼ。
もう、トレランというより雪遊び状態笑
それでも養老山頂に到着。
ここまで来たら、進むしか無いですよね。
さすが北斜面。こんな感じで、完全に雪に覆われてます。
登りはまだ良いんですが、下りはずぼずぼ足を取られるわ、靴に雪が入って濡れるわ、雪に引っかかって靴が脱げるわで、大変。
夢中で進んだのも今は良い思い出。笑
しばらくいくとようやく雪が減って来て、進みやすくなりました。
養老山脈は南に行くほど標高も低いので、きっと雪もなくなるだろうと思っていましたが、実際雪は前半だけでした。
雪がなくなってからはペースも上がり、庭田山頂に到着。
雪がなくなってからは順調に進みます。
稜線の山道と、稜線のすぐ下くらいに林道が並走していて、林道を走るか山道を行くかの判断をしょっちゅう迫られる感じで、この辺は地図を見ることが多くなりました。
結局、山道もちゃんとしていたりしていなかったりで、一回山道を走ったら、次の区間は林道で、みたいな、一回ごとに行ったり来たりするような感じで進みました。
名前のついたピークはちゃんと踏んでおこう、と思って通った石津御嶽。
ピークと言うよりは、祠という感じ。
パラグライダーの台(?)。景色良かったです。
長いなあ〜と思ってましたが、無事に多度山に到着。
雪で進めないときは、どうなることかと思っていましたが、後半はスムーズに進めました。
多度山から十分くらいで登山口に下ってゴール!距離は33キロでした。
養老山脈はなだらかですね。しかも、南下するとだんだん標高が下がって行くので、基本的にゆるい下り基調。
それもあってか、この距離にしては、あまり後半足が疲れなかったです。
地図を見たりしてちょくちょく止まっていたのもあるかも知れませんが。
自分としては、足が長距離に慣れて来て、走り方もよくなって来たので疲れにくくなっていると思いたいですが、今年の練習量を考えるとどうでしょうね。笑
とにかく、前から行きたかった山脈を一つ制覇できて良かったです。